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Vol.2 南房総の漁師めし

なめろうのルーツは船の上

地元の漁師が忙しい漁の合間に漁船の上で作っていた料理だと伝えられています。揺れる船の上で調理するため「自家製味噌」を持ち込み味付けしたのが「なめろう」の始まりと。 そのなめろうを家に持ち帰り、薬味(大葉)を加えて火を入れたのが「さんが」の始まりと言われています。 東京湾側の内房では、生で食すか生醤油につけて。外房では、七味やお酢をつけて食べるなど、地域によって異なる食べ方があるのも魅力のひとつ。 主に使われる鯵(アジ)は、旬は夏ですが、南房総では一年中獲れます。内房では、居つきの身の脂の多いモノ、外房では、回遊型の身の締まったモノと食感の違いが楽しめるのも、南房総ならでは。

基本レシピ

なめろう

  1. あじを三枚におろし、皮をはいで細く切る。さらに小さく刻む。
  2. ねぎとしょうがをそれぞれ2/3量を加えて、包丁の刃を垂直に当ててたたく。さらにみそを加えてたたき混ぜる。
  3. 器に形を整えて盛り、残りのねぎとしょうがを彩りよく飾る。

房総流は、たたいてたたいて粘り気をたっぷりと出すのが元来の房総流と言われています。

三枚おろしに

細かく刻む

ひたすらたたく

さんが焼き

平たく丸めた「なめろう」を大葉でくるみ、ゴマ油で表面を焼く。合わせ味噌を使うことが多いが、好みの味噌でそれぞれの味を楽しめます。

アジに限らず、ムツ、イワシ、サバ、イナダ、ワラサ、イサキ、トビウオなどの「さんが焼き」を楽しめます。

みんなで新しい「なめろう」「さんが焼き」に挑戦中です。

もっと食べやすく。 伝統を知ってほしいから。

「南房総なめろう研究会」として、南房総市内の飲食店や宿泊施設など30軒以上が参加して合同のキャンペーンや新商品の開発などに取り組んでいます。 自分達の技を仲間にも伝えて、より魅力的な商品として、お客様に提供する。それは、房総の伝統の味を多くの方に知って欲しいから。 本誌で紹介しているなめろう・さんが商品はごく一部。訪れてはじめて、もっとおいしい食べ方、魅せ方に出逢えるかもしれません。ぜひ、南房総の新しくて懐かしい「なめろう」の世界へ。

お食事処

ゆきのや

地元で獲れた旬の食材を使い、食材の良さを引き出すことにこだわるご主人。なめろうは、旬の地魚にこだわり、秘伝の薬味を加えた特製なめろうをご用意しています。

網元

毎朝3時に自船で沖に出て、その日店で使う地魚を獲って調理する新鮮さへのこだわりが魅力。旬の地魚料理が充実したラインナップと、網元ならではの魚の食感を残しつつ、なめらかに仕上げたなめろうは上品な味わい。

鮨・四季波

海のまち、千倉ならではの本格派の「鮨」を。その日のとれたてで作るなめろうはさっぱり感が妙味。夏にはトビウオのなめろうもご賞味あれ。

旬菜味処 浜の郷

地魚メニューを中心に、活気あふれる広い店内。おすすめは一日20食限定の満腹間違いなし「大漁丼」。鯵のなめろうはネギ・味噌・生姜で味を調える王道。「さんが丼」も人気です。

寿司と地魚料理 大徳家

明治2年創業、南房総市最古の寿司店。アジ、ワラサ、イワシなどその日にとれた地魚でつくる「なめろう」が人気。バジルなどを使ったワインに合う、「洋風なめろう」は要予約。アンチョビ入りキンセンカソースとの相性も抜群。

ちどり

冷凍品と既製品は使わない、そんなご主人のこだわりのもと作られる料理はどれも絶品。旬の刺身盛り合わせ、地魚のなめろう、伝統の漁師料理であるサバのかけのよ汁、お寿司がセットになった特製ご膳は、魚好きには堪らない。

旬膳 はな房

漁師の生んだ極上の味わいをそのままに、お店の理念はお料理でお客様に感動を与えること。道の駅ちくら・潮風王国内にお店があり、バリエーション豊かな海士めしのラインナップが充実しています。

房州らーめん

「あじのなめろう」がらーめんとマッチング。自家船で釣ったあじ、伊勢エビ、カニなど10種類ほどを煮込んだ贅沢スープ。人気のはまぐりの入ったらーめんや新メニュー「さんがつけ麺」など、地場の味わいがさらに楽しめます。数量限定。

漁師料理 いちまる

店主自ら網をかけ、近海で獲ってきた旬の地魚や貝など、新鮮な素材の魅力を詰め込んだ料理が自慢。長ネギ、みそ、しょうがと当店のさんが焼きの妙味をお楽しみください。

お泊まり処

癒しめぐりの宿 夢みさき

展望風呂やスパゾーン、多彩なエステが楽しめる癒しめぐりの宿。新鮮な海の幸がたっぷりの食事も自慢で、季節の地魚を使った「なめろう」は盛り付けにも工夫が。露天風呂付特別室やテラス風呂付の和室で、ゆったりとした時が過ごせます。

千倉温泉 千倉館

南房総の恵みを多く取り入れたお料理を、歴史ある温泉と共に楽しめるお宿メニュー。高級感あふれるあしらいで見た目も美しいさんがは、房総の海の幸料理の定番。人気の宿泊プラン「炭火焼コース」は美食の原点を堪能できる。火を囲み、食材を焼き、焼きたてをほおばる炭火焼プランも人気!

魚拓荘 鈴木屋

明治32年創業。「花入りなめろう」(1,365円)は、南房総らしい「食用花」を混ぜこんだ逸品で、キンセンカなどの目に嬉しい、鮮やかな新しい伝統の味わいです。宿泊プランとして、さんが焼きとなめろうプラン(平日12,600円〜、前日までに要予約)も人気。

せと川

「農林漁家民宿おかあさん100選」認定宿。元気な女将の笑顔と愛情に包まれた民宿。アワビの殻からダシが出ると言われている昔ながらの、アワビの殻を使った特製さんが焼きが自慢。ほぐしたさんがは、アツアツのご飯の上にのせて食べると格別の美味しさ。

グルメ派の宿 政右ヱ門

海の幸・磯の幸を使った料理に対するこだわりは格別。なめろうは、骨せんべいにのせて、かぼすや柚子などを絞り美味を食し、締めは冷汁でつるりと。見た目も美しい宿泊メニューの一つです。

おみやげ処

ハクダイ食品

房総伝統の味「鯨のたれ」や「鯨ベーコン」など、鯨の加工品が並ぶ「郷土の味」のおみやげ屋さん。さんがメンチは、肉汁たっぷりで、食べやすい味に。高級肉と遜色ない確かな食感がご家庭で楽しめます。

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